連載準備のときにネームを二十八本も描いて担当編集に見せたら、 二十八本の中からおもしろい順に五本選ぶんですよ。で、連載の一回目は、この五本でいきましょうと。
僕は「そんなにおもしろいのばっかり選んだら 二回目つまんなくなるから、ちょっとつまんないのも入れておこうよ」って言ったんですよ。
そしたら「いや、一回目はどーんといかなきゃ!
おもしろいのを五つやりましょう」って言うので、
「じゃ、いいよ」って納得したんです。
で、二回目の打ち合わせの時に、残りを持っていったら
担当編集が「1話目に比べておもしろくないですね」と。
「そらそうだよ、一番おもしろいのを五つ選んだんだから
二回目はレベル落ちる よ」 って言ったの。
そしたら 「それはだめですよ。一回目おもしろくても
二回目おもしろくないとだめですから、新しく描いてください」って。
で、二十三本没にされた(笑)。
連載が始まってからは何も考える余裕なかった。
月六枚でヒーヒーいって・・・
その場しのぎで、ごまかし、ごまかしで描いてました。