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ポカスカビバビビとデジタルビートが鳴っている曲もあり、ドンスカドドスカとロックっぽい曲もあり、「まぁ、音を自由に操って楽しそう!!」というのがニルギリスの音。
「関西バンドなのでスタンスがゆるい。東京みたいにクールじゃない。関西はライブの対バンがパントマイムの人やったりするから(笑)。要はオモロかったらなんでもあり、のおもちゃ箱みたいなバンドです。遊び相手はいつも変わるぜ!みたいな」(vocal,keyboard/岩田アッチュ)
「“いいもの+いいもの=もっといいもの”が方針。1)研ぎ澄ます 2)自然といいものが残る 3)相手の案に飛び乗る、の3つの方法を信じて進むんです」(drums,chorus/稲寺佑紀)
「曲作りは各自の音のプレゼン大会。それぞれがハードル高い検査官(笑)。勝ち残ったネタが採用される、という世の中の縮小版(笑)。混ざったほうが断然面白いですし、検査のおかげで強度が増す仕組みなんです」(bass,chorus/栗原稔)
と、ここまでは公式的な説明。一皮剥けば、この、女2人に囲まれた男1人…という羨ましきバンド編成の実体が顕わになる。
「女2人がギャーギャーと『もうちょっとここはこうしてよ!』『力業でなんとかしてよ!』と騒ぐのを、『うっせぇ、コノヤロー』とは言わずにクリちゃん(=栗原)が細やかに作業している」(アッチュ)という関係だそう。栗原氏いわく、
「じゃじゃ馬2頭を乗りこなすコツは…ない! ズリズリズリ〜と地面を曳きずられながら、ケガすることなく、いい体裁に落とし込めるか勝負」
がんばれ栗原!!(笑) 時に、岩田アッチュのプロフィール。出身大学が「恋のテロリスト大学/色恋心理学部ツンデレコース卒業」なのであります。なんデスか、コレハ!?
「いやぁ、そうなんですよぉ。今は大学院に通ってます(キッパリ)。恋愛博士号を取りたくて。それには、もう少し経験を重ねていかないとね」とアッチュ。ちなみに彼女の卒業論文、“恋の定義のイロハ”といえば…
●イ いいじゃない、じゃじゃ馬だって(私を飼い慣らしてよ←これ、最重要案件らしい!!)
●ロ ロンリーナイトは、あなたがそばにいなくっちゃ(デレの部分)
●ハ ハートがなくっちゃね
これを聞いた栗原は「だいぶ、担当教授が甘かったんやね」とソッコーで、かつ、小声でツッコんだ。
「甘酸っぱい思春期の気持ちをずっと背負って歌詞を書いてるんだもん」と、アッチュはしどろもどろに…
さて。音楽用語で「マッシュアップ」というものがあり、元からある楽曲や音源の一部を新しい曲に組み込んでしまう手法。ニルギリスは、日本におけるマッシュアップの先駆者でもある。たとえば、彼らの『マイレボ』という曲は渡辺美里の往年のヒット曲『My Revolution』が大胆に組み込まれている。
「CD音源よりもライブで聴くとよりわかるんですが、1ライブに20〜30個くらいのアーティストの音が入っていて、『あ、聴いたことがある』と“手の挙がる感覚”が楽しめますよ。それをわかちあいたい 」(アッチュ)
俺たちもぜひマネたい、“オモロかったらなんでもあり作戦”の秘訣は?
「頭がラフでないとダメ。オープンにしていないと、新しい人とも面白さとも繋がっていかないよぉぉ」
そう語るアッチュの密かな夢は、いつか素っ裸でピアノを弾くライブをすることなんだそうですっ!! |
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‘93年、近畿大学の学生によって結成。‘03年に『真夜中のシュナイダー』でデビュー。‘06年、アニメ『交響詩篇エウレカセブン』の主題歌 『sakura』がスマッシュヒット。現メンバーはメロディーや楽曲の物語性を作るセンスに長ける岩田アッチュ(写真・中)、クラブ的センスとドラムプレイヤー指向を併せ持つ稲寺佑紀(右)、DJ感覚満載の“落とし込みのプロ”栗原稔(左)。最新シングル「Brand New Day」が発売中&ウィラーエキスプレスCMソングの新曲『1,2,3』が先行配信中。同曲を含むNewミニアルバムが、5月21日に発売決定。 |
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