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「結成が26歳と遅くて。微妙に若くないぞ、まわりも結婚し始めたぞ……ただ今後、定職につかずにやってくんだぞ、ってことを言っておきたいと思って…乙三.」と、バンド名の由来を聞かせてくれたリーダーの大竹創作(おおたけそうさく−keyboard/vocal)。音大出身者がほとんどを占める7人組ファンキーバンド、そのアゲアゲの音がいかにしてできたのか。
まず、大竹自身は元々サックスプレイヤー。中学のブラバンで始めた腕はめきめき上がり、音楽高校から音大の管楽器科に入る。オリジナル曲をレコーダーで多重録音して吹き込み、女の子に告白していた音楽青年だ。
「作曲、演奏、録音の技術はどんどん上がっていくんだけど、恋の成果は上がっていかないんですよ、これが!!(泣)」
彼は、昨年末に亡くなったファンクの帝王、ジェームズ・ブラウンのバンドで爆音サックスを吹いていたメイシオ・パーカーのファンなのだが…問題は、そういう音楽は音大では御法度だったことだ。
「教授から怒られて。クラシックだけじゃ満足できないヤツらは自然と集まるんですよね、隅のほうに(笑)」
そして金管楽器が入ったジャズバンドができ、これが『乙三.』の母体となる。
「後輩の誕生日に曲作ろうぜ、なんてやってました」
そして就職を考える時期が、到来。大竹は…なんと、プロサックスプレイヤーになるのだ!
「演歌歌手のバックとかで吹いてました。でも、これでいいのかなぁ〜、と思い始めて。で、自分たちのバンドを始める時に、バックの仕事を辞めた! そして、俺らはこのバンドをやるんだと決意を固めるために、路上で演奏を始めたんです。7人もいるから、場所取りも大変だったけど」
リーダー大竹、なぜこのバンドではサックス弾きじゃないんすか?
「…ええぃ、歌っちゃえ!って(笑)。習っていたクラシックと趣味のジャズと歌謡曲を歌いたい気持ちを、強引に結びつけた。『自信を持ったもん勝ち』と思いながら」
諦めの悪さが爆発したライブはギラギラに輝いているのだ! |
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大竹創作(vocal/keyboard=写真前段中)、大竹幸平(guitar=前段左)、畑野淳(bass=後段左から2番目)、高橋克弥(drums=後段左)、石井慎太郎(trumpet=後段右)、大郷良知(saxophone=前段右)、橋本貴久(trombone=後段右から2番目)の7人組大所帯。’04年からストリートライブを行い、毎回数百人規模の路上客を集めるようになる。2ndミニアルバム『火曜日』発売中! |
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